Social Cooperation 東洋大学オリンピック・パラリンピック研究助成制度
制度趣旨
本学が掲げるビジョン「Beyond 2020」の理念を研究活性化から具現化するための取組みとして、さらには、本学が策定した「TOYO SPORTS VISION」における学術的なアプローチの一環として、本学が、本学の研究者に対して研究費を支援する「東洋大学オリンピック・パラリンピック研究助成制度」を創設した。
本制度は、総合大学である本学が有する知的資源を社会に還元することで、新たなイノベーションをおこし、2020に開催される東京オリンピック・パラリンピックへの貢献、さらにはそれ以降にレガシーとして残りうる研究成果の創出を目指す学内研究助成制度である。
研究助成期間は、平成29(2017)年度から、平成32(2020)年度までの最大4年間とし、約4億円規模の予算で研究費を支援する計画としている。
制度概要
特別研究の募集対象(研究種目)
新たなイノベーションの創出、成果の還元に繋がる本学学内における公募型の研究助成制度であり、以下の8つの研究種目を対象とする。
- AIとスポーツの連携
- オリンピックのハイテクノロジー化(インフラ整備、スポーツのICT化等)
- 技術と芸術の融合発展(アートロジー)の確立
- ライフイノベーション(食・健康分野における科学技術)によるアスリート育成
- バリアフリーの更なる進展(パラリンピックを契機とした障がい者スポーツの発展と共生社会の実現)
- オリンピックにおける日本の伝統文化、アート(芸術)の発信
- 日本における観光文化の醸成と政策の発展
- その他、新たなイノベーションの創出に繋がり、2020東京オリンピック・パラリンピック開催後も持続性を持って、継続的に研究成果を社会に還元できるもの
募集種別の内容
特別研究A「Beyond 2020 東京オリンピック・パラリンピックプロジェクト研究」
対象:
本学におけるオリンピック・パラリンピック推進に係る研究のうち、研究成果が我が国におけるオリンピック・パラリンピック推進および2020年以降にレガシーとして残るもので、本学における研究活動のみならず、我が国における2020東京オリンピック・パラリンピック事業においても、そのプレゼンス向上に資する研究を対象とする(2017年度のみ公募/1プロジェクトあたり年間約3000万円を助成)。
特別研究B「オリンピック・パラリンピック推進特別研究」
対象:
本学におけるオリンピック・パラリンピック推進に係る研究のうち、独創的・先駆的な研究を対象とする(2017〜2020年度に公募/1プロジェクトあたり年間約500万円を助成)。